2013年10月14日、福島市から紅葉見ごろの磐梯吾妻スカイラインを越え、猪苗代湖、馬入峠、湯野上温泉を経て南会津の南端、会津高原尾瀬口駅へ走った。
なんでこうなったかというと、1月前に会津高原尾瀬口の近くの日帰り温泉に合羽を忘れてきたので、取りに行くため。たかが合羽のために160km走った。
スタートは朝の4時半。久々に晴れて、乾燥した空気だったので、すばらしい星空の下を走り、磐梯吾妻スカイラインを登った。空気が乾いていて、遠くまで見渡せて気持ちよかった。標高1300m付近は紅葉が見ごろ。全体的には来週の方がいいかも。
頂上を越えて猪苗代側に下りはじめると、磐梯山と猪苗代湖が見えた。スカイラインからあんなにはっきりと猪苗代湖が見えたのははじめてだった。周囲の山にも朝日の陰影がついて美しかった。
猪苗代湖の東岸を走り、馬入峠を越えて天栄村田良尾へ向かった。馬入峠を走るのは4年ぶりか。馬入峠の峠道は細いが舗装はしっかりしている。最後の1kmの斜度がきつかった。12%以上はあったように思う。
スカイラインを下りてからは紅葉はまだ先だった。途中であった人の情報では観音沼もまだまだ。
馬入峠を下って国道118号に出ると、あとは会津高原駅まで、何度も走った道になる。あまりよそ見もしないで、先を急ぎ、予定どおり午後3時に会津高原尾瀬口駅の近くにある「夢の湯」についた。忘れ物の合羽を受け取って、ゆっくりと風呂に入った後、会津鉄道で輪行して帰った。