ツール・ド・かつらお



*2017年、ツールド葛尾は2回開催された。初回、6月11日は試走的な大会で、全30kmのうち山登りの数キロだけタイムトライアルがあった。2回め、11月5日には初回と同じコースで1周30kmまたは2周60kmのレースが開催された。筆者は両方に参加し、11月の1周レースではDNFだった。山頂チェックポイントで先頭から10分以上遅れたため、そこで足切り。レース終了まで山頂で待つハメに(残念)。今年、全く走れていないしなあ。以下は初回の記録である。


2017年6月11日、避難指示解除後1周年の福島県葛尾村で開催された「ツール・ド・かつらお」に参加した。葛尾村の中をぐるっと30km走るイベントで、150名ほどの参加があった。レース・イベントではなく、途中の上り坂3kmで個人タイムトライアルがある他は、先導車を追い抜かないルールで走るというもの。

150人参加して開会

当日は快晴。湿度が低く、カラッとして、風もここちよい。篠木村長、吉野復興大臣のあいさつなど、開会式の後、10人くらいずつ走り出した。途中、中間地点の一つ目の峠でエイドステーション、二つ目の峠で希望者による個人タイムトライアルがあった。峠を越して、狭いワインディングを下った後、車の通らない広い県道をすっ飛ばし、出発地点でゴールした。

葛尾村は快晴

ゴール地点では、昼食にカレーをいただいたほか、地元産の草もち(凍み餅)やおこわ、ゆるキャラ「しみちゃん」のぬいぐるみなどを購入して土産にした。

男女TTの1位にしみちゃんジャージが送られた

葛尾村は、元々1500人くらいの人口で、震災後全村避難し、1年前に避難指示が解除になったが、2割以下しか帰村しておらず、昼間だけ帰村する人を含めても昼間人口はおそらく500人以下。路傍でばあちゃん達に応援いただいた。すれ違う車はほとんどなかった。

前の晩には、BBQ前夜祭が開かれた。肉と野菜とビールをいただいて、「みどり荘」という施設の広間で寝袋を借りて雑魚寝。林間学校的な運営が、かえってくつろげた。

今回は、試行だったので定員を150名に限って参加費は無料だった。近々、本格開催を村は希望しているとのこと。


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