国道6号で原発付近を自転車旅

2022年10月はじめ、南相馬市小高区の実家から福島第一原発の西を通る国道6号を往復し、原発の南にあるJ Village、大熊町大川原(新しい町)、大野駅前とその北にある双葉町、浪江町をめぐった。

国道6号の原発付近は、2011年311以降11年半の間、歩行者・自転車通行禁止だったが、2022年8月30日、ついに自由通行になった!

今回は第2原発の付近で恥ずかしながら道に迷ってしまった。第2原発付近から天神岬を経て海岸沿いをJ Villageへ抜ける道がわかりにくい。12月3日にはこの付近の浜街道も開通するので、もっと走りやすくなると思う。

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希望の牧場
311前、原発周辺には約3500頭の牛がいたが、多くは餓死したか、殺処分された。中に殺処分を拒否した農家が数軒(多分5軒)ある。浪江町立野の「希望の牧場」(吉沢牧場)はその最大のもの。311後、ここの牛は建設中だった常磐道を歩き、実家の集落の味噌小屋を多数破壊して塩分を摂取し、野草を食べ元気に生活していた。今も元気だ。もう屠殺されることはない。

道の駅なみえ
浪江の道の駅。土産屋、フードコート、酒造、大堀相馬焼、MUJIショップのほか、ポケモンのラッキー公園がある。香港人マニアが大喜びで写真を撮りまくっていた。

フードコートは混んでるので、覚悟を要する。

防潮堤
浜通りには巨大な防潮堤が連なっている。自転車で走ることもできる。写真は浪江の請戸小学校の近く。北に第一原発の排気筒が見える。請戸小学校は震災遺構として公開されている。火曜定休。

伝承館と復興祈念公園
請戸小学校から車で5分、自転車でも10分ほど南に東日本大震災原子力災害伝承館(火曜定休)がある。海側には東日本大震災復興祈念公園が少しずつ整備されている。

第一原発
国道6号に第一原発を指し示す標識がある。Fukushiam Daiichi Nuclear Power Stationを指し示す白看板はこの世界に一つだけ。ここで止まって写真を撮れる日が来ることを想像していなかった。

新しい町
大熊町の西の南の端に大川原という地区がある。相馬藩の南西端で藩を守る前衛の武士たちの集落だった所だ。武士たちが馬術や武術の鍛錬をする調練原と呼ばれた所に今は大熊町の新しい役場、住宅、商業施設、温浴・宿泊施設、公民館、高齢者福祉施設、学校(建設中)がまとまってある。

旧い町
大熊町の311以前の中心街は大野駅前にあった。写真の信号機が立つ角には、かつてアトムブックスとアトム観光があった。ひとつひとつ建物が壊されていて、もうじき何もなくなる。その後に駅前再開発が予定されている。

巨樹
楢葉町の塩貝という、山手なのに海的な集落があり、山麓線から少し歩いて入るところに「塩貝の大カヤ」がある。大きすぎて写真に撮れない。巨樹好きの方におすすめ。

こちらは大熊町大川原の巨樹。椎の木だったと思う。隣家の人に聞いたことがあったが忘れた。

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