檜原湖氷上ライド

2017年2月5日(日)、檜原湖でワカサギの氷上穴釣りが解禁になったというので、自転車で檜原湖上を縦断できるのではないかと考え、職場の子分のA君を引きずり込んで二人で決行した。結果として湖上縦断は果たせなかったが、おもしろい氷上旅になった。

檜原湖のワカサギ釣りは11月1日からはじまる。最初は浮舟小屋での釣りとなるが、1月下旬に湖が結氷すると氷上の穴釣りが解禁になる。今年は1月28日から解禁になった。解禁から一週間経ったので、少しは湖面も固まっただろうと、風のない日を選んで出かけた。

まず、日の出前に車で檜原湖に入り下調べ。セブンイレブンの前に駐車場に入りきれない車が10台ほど路駐するなど檜原湖周辺は暗闇の中で随分と混雑していた。ワカサギ釣りの何箇所かある拠点近くの駐車場はほとんどすべて満杯。

日の出のころ。青空は見えない。


湖近くの駐車場に空きがないので、湖から少し離れたビジターセンター駐車場でA君と合流し、自転車で走り出した。

A君はロードバイクとクロスバイクしか持ってないので、グランデコスキー場からファットバイクを特別にお借りした。デコでは、小型のスノーモービルや、スノーバギー、スノーラフティング、スノーサイクリングなどの雪遊び道具が充実している。ファットバイクは最近導入されたもので、固めの雪の上は安定して走ることができる。

この日は北風がまったくないので、走りやすそうな南岸から湖上に入った。ここらはスノーモービルが頻繁に行き来しているので、湖面はパキパキ。舗装道路のようなもので、最初の数キロは楽に走った。

スノーモービルの道をたどる


スノーモービルの道を辿って北上すると、水深のあるエリアに入る。水が深いとワカサギも釣れないので必然ボービル道もだんだんなくなってくる。モービルが通ってない新雪の湖面は流石にファットバイクでもよく走れない。結局、湖上のあちこちに点在するワカサギ釣り集落の間は手押しで歩くことになった。

モービル道をはずれればチャリが立つ

広大な雪原で手押し


ワカサギ釣り場の近くを通ると釣り人や漁協関係者らしき人から色々といじられ、写真も撮られた。

さらに北上すると雪がふかふかになり、モービル道のない区間が長くなったため、湖上を3分の2ほど進んだところで縦断をあきらめ、湖岸道の檜原湖周回ライドに切り替えた。湖上から湖岸道路へはあちこちに釣り人がつくた通り道があって、その中の斜度の緩いのを選んで道路に這い上がった。

湖岸道路はきれいに除雪されていて、急に気楽になった。目指していた北岸には11時半にたどり着き、檜原歴史館の山塩ラーメンに長い空き待ちができる直前に、おいしいラーメンにありつけた。

檜原歴史館で山塩ラーメン


その後は、快適な周回ライド。檜原湖の西岸は数年前まで冬季通行止めだったがトンネルが完成し周回できるようになっている。雪が深く、静かで、磐梯山の眺めもあって、いい道だった。

雪深し

山とワカサギ釣りテント

西岸の細道を行く

林間の道

磐梯山


雄子沢の坂になるとA君のファットバイクは戦車のように重くなったが、A君は日々筋トレに励んでいるだけあって、なんとか走りきった。

檜原湖氷上ライド」への2件のフィードバック

  1. shuzo 投稿作成者

    2017年は個人のワカサギ穴釣り釣りの一部解禁は1月28日、その後全面解禁になりましたが、自転車で走るには2月の第二週か第三週。新雪が薄くて表面が固く、できればスノーモービルが縦断した後がおすすめです。

  2. ときた

    桧原湖で氷上サイクリングできるなんて、思いつきもしませんでした。
    脚力のない私ですが、いつか氷上サイクリングしてみたいです。

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