2015年9月21-22日、会津若松からスタートして只見町の田子倉湖の北(六十里越)と福島・新潟にまたがる奥只見湖の南(樹海ライン)を紅葉チェックに走ってきた。紅葉はまだ。御池の漆(?)が赤くなった程度。2015の紅葉は10月3日~12日とみた。
<10月7日のブナ平(新潟県境に近い御池あたり)の状況=福島民報>
※このルートは2度めになるので、感激も紅葉も上でしたがって記録も丁寧な1回めも参考にしてください。→六十里越(田子倉湖) 樹海ライン(奥只見湖)
自宅のある福島市から高速バス輪行して会津若松から走りだした。只見川沿いの裏街道を走り、六十里越して小出で1泊し、早朝から枝折峠と奥只見湖と御池(尾瀬の入り口)を越え、自走して会津若松に帰るか、会津鉄道で輪行する計画だ。
※詳しくは↓View full routeをクリック
三島町までは、古い街道や阿賀川(大川)沿いのサイクリングロード、只見川の向こう側の細い街道など、車の少ない道を辿った。西方の古い商店で休憩して、国道252号に入り、横田の食堂で昼食。滝沢の炭酸水をボトルに入れて、田子倉ダムへ向かった。
- 会津若松のサイクリングロード
- 会津坂下の坂本分校はアトリエとして使用中
- 只見川の向こう側にある藤、椿と続く集落
- 虚空蔵尊円蔵寺
- 柳津町麻生
- 杉峠の入り口近く
- 三島町西方の飯塚商店
- 三島町早戸
- 会津川口駅前
- 滝沢の炭酸水
- 蒲生岳が見えてきた
- 只見川と只見町
田子倉の峠越えを六十里越えという。もちろん240kmもないが、それほど厳しい道だということ。しかし、実際は田子倉ダムの海抜は、湖面で510mしかない。会津若松から細かなアップダウンを越えて100km以上来たのに、会津高原駅(720m)や大内宿(630m)はもちろん、会津田島(550m)より低い。六十里越の峠まで行っても標高760m程度なので、六十里越は実は手軽に秘境越えを味わえるルートなのかもしれない。
- 只見ダムから田子倉ダムを望む
- 左に田子倉ダム
- 只見線はここから長いトンネルへ
- 田子倉湖
- スノーシェッドの滝
- 六十里越のトンネル
- 魚沼へ
- 小出
樹海ラインは、枝折峠(標高1065m)と御池(なぜか峠と呼ばれないが1540mくらい)とその間の小さな峠3つで獲得標高が2300mを超えるので走りがいがある。湖と山の絶景に加えて、そこに斜めに走る道路が見えるので、あそこを走るのか(走ったのか)感が湧く。五つ星のサイクリングルートだ。ただ、大湯温泉、銀山平、御池登山口を除いて自動販売機やトイレがない(枝折峠にはトイレが一応あるが期待しない方がいい)。まして食事できるところはほとんどない。今回、早朝にコンビニでおにぎり2個食べて、途中でパンを3個食べたが、御池への道でガス欠をおこして、ほとんど進めなくなった(血糖値が下がって力を入れられなくなった)。補給とトイレには気をつけたほうがいい。
- 銀獄橋から
- 枝折峠への道
- 枝折峠
- 枝折峠から銀山平へ
- 銀山平のログハウス村
- 銀山平から
- 奥只見湖
- 神蜂の峠を越えて自撮り
- 川が路上を流れる洗い越しが20箇所くらいある
- 雨池橋から
- 行く道、来た道が見える
- 奥只見ダムが見えるのはここ一箇所から
やっとのことで御池にたどり着き、缶コーヒーとコーラで小補給して、檜枝岐村まで下って天ぷらそばと「はっとう」で血糖値を戻した。ここですでに2時を過ぎてしまったため、会津若松までの自走を諦めて、会津高原尾瀬口駅までノンストップで急行し、輪行で帰宅した。
- 奥只見湖の尾瀬側の端
- 福島新潟県境の金泉橋から
- 御池の峠近く