駒桜から南相馬、丸森、梁川へ

駒桜、警戒区域が解かれて居住制限区域になった故郷の桜、丸森の桜、山舟生の桜を見に走った。

筆者の実家は警戒区域だったが2週間前(4/16)に居住制限区域になり、自由に立ち入ることができるようになった。川俣町の駒桜を見るついでに、全村避難の飯舘村や、故郷を訪れた。

駒桜は、女神山の麓の静かな山里にある。いい桜だった。訪れたのが早朝で人がいなかったのもよかった。滝桜には人を見るために行ったが、こっちは桜を眺められた。阿武隈高地の桜の中ではベスト5には入るか。

川俣の駒桜


飯舘村は、桜も見ずに通り過ぎた。

南相馬に下り、故郷の集落へ行った。盆踊りの会場になる公園には、散った花びらを踏む人がいないので、桜の花びらがきれいに敷き詰まっていた。集落の南には警戒区域へ続く道があるが、バリケードがあって通れない。

そのすぐ近くに、苗木を売る商売で成功した人がつくった桜の丘があった。小さな花見山にすることを夢見ていたが、それが実現するのは10年後か。

その後、山麓線と言われている道をとおって相馬市、新地町を経て、丸森町へ。久しぶりの平坦路で走りやすい。途中、いたちを見たので追っかけてカメラに収めた。

丸森からは県道101号線という山道を越えた。阿武隈川沿いの国道349を登った方が景色もいいし楽だが、走ったことのない峠を越えたかった。峠の手前には小さな集落があり、名もない桜の大木が二本並んでいた。峠を越えると伊達市梁川町の山舟生に出た。ここの人たちは桜が好きらしく、あちこちにいろんな種類の桜が花を咲かせていた。

駒桜から南相馬、丸森、梁川へ” に1件のフィードバックがあります

  1. 小林 悦子

    今日は川俣町秋山の駒桜休憩所で被災者のための、大綱木・鶴沢の方が作詞・作曲した『女の一生』発表会に花見がてらおいでよ・・と立子山のおじいちゃんにお誘いをいただいて、『女の一生』という題名に気乗りはしないまま、駒桜を見たいと思っていたので、お天気だったら行ってみますねとお返事はしたものの、朝からの季節はずれの雪のため断念。
    蓬莱は、積雪14㎝(昨夜からの無断駐車の屋根積雪)

    今年も見そびれた駒桜見させていただきました。 昨年の撮影は5月1日となっていますね。今年は開花が早かったのですね。

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