土湯峠とレイクラインは西から東へ、あるいは東から西へ走ったことがあり、記事も書いた。
ここを真夏に走るとどんなもんか、8月5日にやってみた。
土湯峠への道のスタート地点は土湯温泉。上の地図は、250円で日帰り入浴できる「サンスカイつちゆ」の近くの空き地からスタートしている。ここまでは、福島駅やあづま運動公園をスタートしてくるもよし、JR金谷川駅から水原経由で登ってくるのもいい(輪行好きで田舎好きの私としては金谷川駅発がベスト)。自力で登るのがいやな人は、ここの空き地まで車で来てもいい。
とにかく、夏の自転車天国はここからはじまる。(ここらの写真はクリックで拡大します)
スタートしていきなりの景色がこんな感じ。ハスのきれいな沼なんかもあったりする。気温は下界より5度くらい低い。車はほとんど通らない。路面はなめらか。まさに自転車天国。福島市からえっちらおっちら上がってきてここに来ると、おもわず万歳してしまう。
登っても登っても木陰に囲まれた坂道が続く。スタート地点から10km(標高差550m)、ずっと木陰がつづくのだ。ナラの森や松の林など、なにしろ木は美しい。
途中、新道に接するが、要所に自転車は旧道を行け、という看板がある。文句言わずに看板のとおりに走ることをお勧めする。特に土湯トンネルは自転車通行禁止。
標高1000mを越えるころにやっと日向が現れる。でも、ここらに来ると気温も下がっているので暑くはない。
土湯峠は標高1240mにもなるが、真夏にこれだけ気持ちよく走れるところはそんなにないと思う。そういうわけで実はこの夏の週末の午後に何度か走りに来たりしたのである(写真は2週間前の週末の夕方)。
8月5日は、土湯峠でとどまらず、レイクラインを裏磐梯へ走ってみた。日向が多いレイクラインが、どんだけつらいか、実験してみたかった。
結論。 レイクラインはアスファルトを渡る熱風が街中並みだあ!
下がったり上がったりの道もつらい。どうせなら上がりっぱなしの方があきらめがつく。
最高点に到達したときは、土湯峠で引き返さなかったことを後悔した。
ここから一気に下り、裏磐梯経由で、猪苗代駅から帰った。