頂上まで、舗装された県道があり、自転車はそこを通るが、県道に出たり入ったりしながら遊歩道もあるので、頂上まで歩く人もいる。背あぶり山は市街地から近く、標高差が600mあるので、ヒルクライムの練習で走るサイクリストが多い。早い人はここを30分以下で登る。私は45分くらいかかる。1年に1回くらいは登るので、改めて記事を書く気がおきなかったが、会津周辺のルートを整理するために、簡潔に書く。地図は、輪行で来る人のために会津若松駅をスタート・ゴールにしている。
会津若松から登ると、入り口は東山温泉の「御宿東鳳」という旅館の前になる。20階建ての高層旅館なので目印になる。ここでストップウォッチをゼロにして漕ぎ始める。スタートして3分もしないくらいで松平家御廟が左手に見える。新撰組を率いた京都守護職松平容保など会津松平家の墓。ストップウォッチを押しちゃったので素通りするしかない。
その後は、特になにもなし。ただ登るだけ。電波塔が見えても安心するな。頂上はまだ遠い。自動車には3台くらいしか会わないと思うが、相手も油断しているので注意。ゴール近くになれば、会津盆地が望める。
私はいつもおけいの碑の案内板のあるところをゴールとしている。最高地点はもう少し先だが味気ない場所なのでここがゴールでよし。おけいは明治はじめに外国人の嫁として米国に渡った女性。女性で最初の米国移民と言われている。
近くのレストハウスへ行けば、飲料の自動販売機くらいはある(たしか)ので休憩するといい。
ヒルクライムの練習をする人はここから戻ることが多い。でも、それでは同じ道を600mも下る必要があり、寒い。猪苗代側なら300m下るだけでいい。そんなこともあって、私は猪苗代湖へ出て、強清水から旧国道を経て帰ることが多い。