会津田島駅から三つの峠を越えて出発地点に戻るサイクリングルートを紹介する。全舗装の70km.
舟鼻峠は2009年に開通したトンネルバイパスを通るルートと旧道を通るルートがあるが、趣のある旧道がおすすめ。ひとつめのトンネルを出たらすぐを左にいったん下る道を入る。(※追記:2010年9月現在、旧峠は通行止め。田島側から自転車は入れますが、昭和村の出口にはゲートがあり、その横をすり抜けるしかありません。)
舟鼻峠から下る道の左側を注意して見ていると、「←矢の原湿原」という茶色い表示があるので、そこを左に入る。見沢川の清流を見ながら下ると大芦集落の道に出るので、左に折れて進めば新鳥居峠に至る。
新鳥居峠への道は、ややアップダウンはあるが、緑と水がさわやかないい峠だ。峠へ上る途中に、天狗の清水や玉川渓谷などの見所がある。ダートになるが、駒止湿原に出る道もあるので、MTBなら湿原経由で駒止峠へショートカットすることもできる(その場合は新鳥居峠は通らない)。
新鳥居峠を下るとトマトで有名な旧南郷村。左折し進むと山口地区に至る。ここはコンビニや「きらら289」という日帰り温泉施設がある。ここで昼食やトマトソフトで休むのも一考。
駒止峠の新道は2km以上のトンネルなので、旧道を越えるのがいい。旧道へ入るには山口から5km地点を左折するので、距離計をチェックしていると間違いがない。
旧駒止峠は九十九折の厳しい道。馬もびびったのでこの名がある。
駒止を越えて平地に出たらゴールも近い。南泉寺や常楽院マリア観音など、いい寺があるので、できるだけ旧道に入り込んで走りたい。