会津高原駅、中山峠、内川、山口、駒止峠、会津田島。このあたりは、峠の登りさえ苦にしなければ、どこを走っても自転車天国だ。自然が美しく、昔ながらの集落の風情が豊かで、自動車の通行が少ない。
国道が集落をバイパスしている場合は、迷わず旧道に入って集落の中を通るといい。集落の家並みや庭の花を愛で、運がよければ第一村人を発見して会話も楽しめる。道はいずれ国道に戻るから迷うこともない。
ふたつの峠のうち、中山峠は旧峠の西側の路面が荒れていて、数メートルにわたってアスファルトがない場所とか、アスファルトがタイルのように砕かれている場所が多いので、ロードバイクの人は新峠を通るのもいい。新峠だと最高標高も200mくらい下がる。トンネルも短いので怖くない。
駒止峠は、旧峠でも路面がいい。新峠のトンネルが長いので旧峠をおすすめする。初夏なら駒止湿原に立ち寄るのもいい。(なお、私は走ったことがないが、新駒止峠を走る自転車も多い)