トンネルまでの標高差は500mとちょっと。勾配もきつくない。トンネル近くにある道の駅までは一気に登れた。ここで親子丼を食べて、残り少しを登った。トンネル内は明るく、下り気味で、楽に走れる。そんなに危険ではない。私は主に車道を走ったが管理通路(歩道?)の上も走れる。
トンネルを出て次のトンネルに入らず、その手前で折れると甲子温泉に着く。この周辺の紅葉が、終わりかけてはいたが、絶品だった。表現はむずかしいが、わびさびの紅葉という感じ。奥会津の紅葉もいいが、甲子もいい。
キョロロン村を過ぎてからはただ走るのみ。親子丼を食べたばかりなので白河ラーメンもパスして白河市街へ急いだ。
結局、いくつかある甲子峠のトンネルのうちひとつだけを通った。下郷から越えると下り基調で、いやなトンネルを早く脱出できる点でおすすめ。下郷から白河まで42km。
甲子トンネル→安心坂トンネル→縞石トンネル→きびたきトンネル→剣桂トンネル
2010年10月10日に甲子トンネルを越えたとき、すでに暗くなっていたので、奥甲子温泉の細道を通らずに、新道のトンネルをすべて通って白河へ走った。
全トンネルを会津側から通るのははじめてだったが、案外下りの傾斜があって、スピードが出る。ただ、トンネルとトンネルの間は突然横風が吹いたりするので気をつける必要がある。
すべてのトンネルが下り基調なので、一気に里まで降りることができる。
秋のぬれ落ち葉に注意
2010年の11月7日にも甲子温泉(奥甲子温泉)の細道を通ったが、二箇所ある激坂(多分15%くらいある)のひとつで路面が常時濡れていて、濡れ落ち葉もたまり、32cのタイヤでも超危険な状態だった。23cタイヤのロードバイクなら通行不能と思う。短い距離だから歩いた方がいい。