3年前に走った南会津一周サイクリングルートを単独で走ってきた。
2011年7月末に大水害があって橋が10本くらい落ち、只見線の鉄橋も3箇所崩落した。
只見川・阿賀川に10箇所以上ある水力発電所が土砂流入などで止まった。
あの道がいまどうなっているか確認するためと、自分の体力回復のために、自分のペースで南会津を一周した。このコースは距離はあるが最大標高差は800m、獲得標高は1600-2000m(計器により異なる。佐渡ロングライド210と同じくらいか)で、アップダウンは意外に穏やか。
道は問題なく走れた。只見と金山の川沿いは、いまだ土砂が堆積し、復旧半ばだった。ダムがフリーフローで水を流しているので、只見川の水位は低く、見たことのない風景になっていた。
金山では滝沢と大塩の天然炭酸水を飲んだ。大塩の炭酸水は最高。これでルートの後半は元気が回復した。雪解けの季節は水量が多くておいしいらしい。(後記2012/10/27:秋には渇水で炭酸水は飲めませんでした)
お約束のようにぜんまいを干している家が多かった。「歳時記の郷」だからね。そういう季節なんだ。干せば一年中食べられるんだと。油炒りがおいしいんだとか。
路傍に人がいたらときどき話しかけるといい。道を尋ねるふりして話しかければ「どこからきらった?」とくる。そこから話が弾む。
- 会津若松市門田
- 大川と七ヶ岳を望む
- 田島のりんご園
- 中山峠
- 舘岩
- 前沢の水車
- 伊南川(内川橋)
- 内川の清水は流失
- 大銀杏の傍らで運動会
- 只見町に入る
- 線路上に保管
- 蒲生岳
- フリーフローの滝ダム
- 只見川
- 滝沢炭酸水入口
- 炭酸は弱い
- 大塩炭酸水入口
- これがうまい
- 大志集落
- 田植え
- 金山の田園
- 白洲次郎の碑
- 磐梯山